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Posted by naturum at

2014年12月29日

テンセグリティ30本

どもども、こんにちはー。石川です。

12/24から始まった年末年始の12連休。
暇なんですw

そこで、こんなものを作って遊んでいました。





みんな大好きバックミンスター・フラー博士が提唱した、テンセグリティです。
テンセグリティとは、Tension(張力)とIntegrity(統合)の造語のようですね。

ドームテントのジオデシック構造も、この考えを使って作られています。

まぁ、難しい理論は置いておいて、見た目からいい感じじゃないですかw


今回、30本の棒を使って作ってみました。

【必要なもの】
長さ20cmの丸棒(直径8mm)×30本
タコ糸(8m)
完成させるぞ!という気持ち


色々調べてみたんだけど、もう少しわかりやすいものがあるといいなと思ったので、
ここに記します。









棒の長さは20cm。
糸は適当なタコ糸(1.5mm)を使いました。

棒の両端に7mm位の切り込みを入れて、
半回転ねじらせながら両端に糸を挟みます。

ここでねじりを入れておいた方がこの先、組んでいくのが楽です。
あと、はずれ止めにヒモの両端を結んでおくといいすね。




30本の部材を作り終えると、うちの2歳児(モンスター)が邪魔してきますw
子供からしたら積み木の仲間に思えるかもね。





作っていく上のイメージは「五角形→三角形」とすることです。

まずはこんな感じに棒の長さの三分の一くらいの所に棒を入れます。
真ん中に五角形ができるように刺す感じですね。





次に三角形を作っていきます。
こんな感じ。

この手順で三角形を5つ作ります。

大事なのは、常に棒の長さの三分の一の位置に棒をつなげることです。
これをなるべく正確にしておくと、完成がきれいな形に整います。





で、三角形を5つ作るとこうなります。
この時点で結構キレイですよね。

非常に調和の取れた理的な美しさですね。





三角形を作ったので、今度は五角形を作ります。

5つ作った三角形に↑このように一本足します。





そこにさらに一本足して、五角形を作ります。
これまた繰り返して、五角形を5つ作ります。

このあたりでヒモのテンションによって、
いくつか外れたりしますが、そこはグッとこらえてください。





五角形を5つ作ったのがこちら。

ここからが平面だったものが立体に変わっていくので、
とても盛り上がりますw





ここをこの位置につなげます。

これまた同じように繰り返します。





5か所つなげると、このように立ち上がります!!!
個人的にはここが盛り上がりのピークでしたw

見た目も面白いし、構造的にも安定しているので、
このまま自立します。





次に矢印の位置に棒を足します。





そして、足した棒の端を丸印の位置につなげます。
このあたり、画像で見るとわかりにくいと思いますが、
実物を目の当たりにすると、もう、ここにしか付かないだろって感じです。








で、全部つなげると完成。

すべての部材が支え合う構造になっているので、
最後の一か所をはめたると、途端に強度が出ます。

うそ、さっきまでの不安定さどこ行ったの!?って感じです、マジで。


完成した立体はとても丈夫なので、子供が蹴っ飛ばしたくらいじゃ崩れないですね。


と、まさしくアウトドアブログらしからぬことをして過ごしていました。
夏休みの自由工作用に作ってみると面白いかも。


まぁ、まだ冬だけどもw

  


Posted by 石川 at 11:10Comments(8)ぼやく